補修されてはいますが、トンネルの老朽化はかなり進行しているようです。 新トンネルが出来るまでは、ここをバスが通っていました。当地は観光地ですし、鳥羽志摩方面へのルートでもありましたから、観光バスも多数通っていたはず。トンネル内での対向は無理ですから、どちらかが外で待っていたのでしょうね。 子供の頃、このトンネルを通っている時に車が来ると、反響音が不気味でとても怖かったのを覚えています。 昔は、鳥羽方面に向かってトンネルを抜けると、左手に海が広がり、がらりと雰囲気が変わって開放感があじわえたものでした。
たぶん『二見隧道』と書かれています。 (東側の銘板) こちらが東側出入り口です。
東側から少し入ってみましょう。 こちら側の方が湿気が多いのでしょうか。内壁にコケが生えているようですが、西側に比べれば傷みは少ないように感じました。